太安萬侶 2010・3・29
「太安萬侶の墓所入り口付近」 10,3,26
元明天皇(女帝)に「帝記」「旧辞」を筆録して「古事記」として献上する。
昭和54年(1979)1月23日奈良県比瀬町の茶畑から墓が発見された。
火葬された骨や真珠が納められた木櫃と共に墓誌が出土した。 1256ぶりに見つかった墓誌の銘文は2行41字。
内容は左京の四条四坊に住んでいたこと、従四位下勲五等だった事(養老7年)723旧暦7月6日に没し事などである。
31年前発見の時は太安萬侶のニュース報道で賑わった事を、つい最近のように思う。
みぞれまじりの雨になり入口より急な坂道を登るのが、危険で中止し下から拝観する。
茶畑の山頂付近にお墓があるように想像する。
この日は晴れたり降ったりの天気で、ここに来る前は元明天皇陵に行ったが雨になり散策出来ず再度来る事にして奈良市街に戻ると好天気になった。
「東山街道より奈良市街を望む」