二つの誠 2010・11・18
来年の蕎麦の花の咲く時季を尋ねるのが目的だった。いろいろと教えて頂き「蕎麦の実を蒔きなさい」と種を頂く、そのとき家ノ裏に行かれて、「岩ヒバ」を採ってきて、ちょと植えときなさいと頂く。
盆栽をしている話などしていないのに、予期せぬ重ねての御親切に恐縮した。
「岩ヒバ」は山深い岩に自生している植物で、盆栽によく使う大好きな植物です。
「韃靼そばの実」 「蕎麦の実に秋の影」
頂いた岩ヒバ
吉野から大宇陀に、さらに榛原にある「やたがらす神社」を訪れるが、ナビは神社の裏山を指示してなかなかたどりつけない、そこに畑から帰られる女性に、道を尋ねた親切に何度も教えて頂き別れたが、車をユーターンして追いつくと、さらに道の曲がるところの場所まで案内していただく、一輪車にほうれん草を積んであるので「すこし分けてください」とお願いすると、これははねの品ですのでお金はいりませんと5束頂く。
心だけと100円だけ渡す。
畑から採取したてのほうれん草、ご近所二件におすそ分けする。
「やたがらす神社」
二つの誠の出会いに感謝する大和路の小さな散策でした。
2010,11,11 散策