かわちながの百景016 2010・1・12
東からの参道が、千代田学園の拡張で、南に移され、この山門も移築された。
銅葺唐風屋根の緑青と青丹(あおに)の彩色が樹木の緑に映えて、美しいコントラストを見せる。
この寺の縁起にゆかりの楠の大木が、山門ごしに見えている。
さして広くはない境内だが、静かで明るく、親しみやすいが、与通のお大師さんである。
井上喜代一氏 文
「盛松寺山門」 11,1,5
「本堂」
ここは先生のスケッチ道理の景色でした。
本堂には、参拝者にお福茶の用意がされてあり、寒いなか身も心も温まる接待を頂戴した。
また十二月二十一日は「納め大師」の日で参詣者に無病息災を祈って「柚子みそ」を配っている。
本堂裏の霊園からの眺めは素晴らしい、二上は遠くなり金剛、葛城は、ぐんと近くになり、角度の違いもあって日常見る連峰とは異なる風景を見た。
2011,1,5 散策