かわちながの百景037 2011・5・24
下里町の北のはずれに大きな森があって、青ヶ原神社がまつられている。
この神社は、明治四年に小山田の住吉神社に合祀され、狛犬などは持ち去られたのであるが、村人はそのまま社を保存し祭祀を続けてきた。
すかしの玉垣に囲まれた見事な社殿である。
最近、東側に市民グランドができて、ときどき青少年の歓声が響くようになったが、鎮守の森は深く森閑としていて、広い庭は村の子供たちの格好の遊び場である。
井上喜代一 文
「青ヶ原神社」 11,2,7
「本殿」
天野山金剛寺が栄えている頃は、堺から天野山に向けて一本の大道が通じていた。
今でも河泉丘陵の東側の麓を、狭山町との境まで通じている道幅二メートルほどの道は主に農道として使われる程度ですが、わずかに昔の名残をとどめています。
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