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beyonyoの旅日記

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出歩くのが大好きなbeyonyoの写真の記録

かわちながの百景040 2011・5・30

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加賀田の山里、少し斜面がひらかれて、東向きに、時親の邸の跡がある。
現在の家も大和棟で古いのだが、だいぶ痛んでいる。
土蔵の前のしだれ桜は正成の手植えともつたえられ、柿の木も古い。
正成は少年のころ、時親について、山岳で兵法を、この山中で実地にまなび、後年、千早城を中心とした奇略で、寡兵よく大軍をむかえ撃ったのも、この兵法の活用というべきか。
この静かなたたずまい、六百年の時の流れを忘れさせる。
                          井上喜代一氏  文


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              「大江時親邸跡」 11,2,21
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右の坂を登って小高いところに時親邸跡がある



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現在も大江時親の子孫が、住まいされている、大和棟の前に近寄ると風格のある雰囲気、写真を写す前に訪ねてみた。
ご主人が出てこられ、丁寧に説明をされ、井上喜代一氏がスケッチされた場所など、(この付近四ヶ所)をとても親切に教えて頂いた。
もう写真を写されましたかと、私を気遣い聞かれ、写真の撮る位置までも丁寧に言われた。
かわちながの百景の散策中、度重なる人の誠を頂き、貴重な時を過ごせることが出来、ここ大江時親邸跡も
いつまでも印象に残る散策になった。
 
by beyonyo | 2011-05-30 07:00 | かわちながの百景 | Comments(0)

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