かわちながの百景NO、64 2011・9・5
八幡神社
井上喜代一氏のスケッチ
1982,11,11
出合い橋南詰を西南へ進むと流谷部落へ進む。
集落のはずれ、川向に八幡神社の杜が見えてる。
杜は鬱蒼たる闊葉樹に蔽われ、樹齢三百年の銀杏の大樹が、まばゆいばかりに黄金の葉を輝かせている。図の左手、渓谷の上に立つ柿の古木の紅葉も美しいが、この木と対岸の勧請杉との間に神縄が張り懸けられている。
最近このしめ縄にそって鉄橋が架けられたが、美しい景観を損ねているのが悔しい。
ここから奥、流谷までの約一粁、家のない淋しい山路である。
井上喜代一氏 文
八幡神社 11,8,9
八幡神社 胴回り5,6mの楠
スケッチされた11月銀杏の紅葉が描かれている。
盛夏の八幡神社は緑一色で、秋の紅葉の頃にぜひ天然記念物の
銀杏の紅葉を楽しみに来てみたい。