観月・采女祭り 2013・9・23
観月・采女祭 猿沢池畔 13,9,19
猿沢池の西北の隅に鳥居を背にした珍しい後ろ向きの采女神社
後ろ向きお社
「奈良時代に帝に仕えていた采女(後宮で帝の給仕をする女官の職名)が帝のご寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池の湖畔の柳に衣を掛け、入水したので、その霊を慰めるために社を建てました。
しかし、采女は我が身を投じた池を見るにしのびないと一夜のうちに社を後ろ向きにした」と伝えられています。
船渡御のまえに式典の中で放送された。 「大和物語」
天平時代の履物 中での会話は??
17時からJR奈良駅から花扇奉納行列が商店街を通り、采女神社まで練り歩くのに駅に向かう人たち
秋の七草で飾られた花扇
JR奈良駅
采女
ミス ???
中央(赤衣裳)福島県郡山市長、右隣奈良市長と友好会談中?
十人の女官たち信号待ち
三条通り
興福寺五重塔
南円堂
準備中(40あまりの流し灯篭に点火)
2m余りの花扇が采女神社に到着、 pm18:00 管絃船で猿沢池を二周して、池の真ん中で采女供養に沈められる。
管絃船
船乗り込み前
一艘目出発 pm19:00
二艘目出発
女官船アップ
采女は福島県郡山の人だったことから、奈良市と郡山市が友好都市になり、郡山からミス采女、市長をはじめ市役員が親善に来られ、ミス奈良、奈良市長など、天平衣裳をまとって総勢約200人の参加と、春日大社神宮による厳かな神事後花扇が奉納された。
猿沢池にはJR奈良駅より移動して、2時間前に船頭さんに十五夜月の出る方角を聞き場所を決めたが、若草山から上がる月が少し違って出た、松の枝がじゃまになりはっきり見えたのは20分後、2時間待ちした場所も尊いし結局場所優先にした。
月の出は失敗に終わったが、古都奈良の夜観月の采女祭りは、天平時代の気分になった錯覚を覚えるくらいの雰囲気を楽しめた。
案内の放送でも50年に一度あるかと言う快晴の満月(次回の満月中秋の名月は2021年)に恵まれた観月会であった。
中秋の名月は毎年まん丸い月ではない事を初めて知った。
次回8年後は天気の都合も、体力の都合も、あり確率は少ないそれゆえ印象に残った月見だった。
土産物店は学生たちで大賑わい
14:00出発 22:00帰宅
☆10:25発で天王寺・一心寺に三姉妹夫婦集合、お参りのあと、アポロビル内の楓林閣に昼食に行く。15:00帰宅。
9,319歩