棚機(タナバタ)物語 2015・3・24
棚機神社 葛城市兵家 15,3,20
棚機(タナバタ)物語
大和に都があった頃、大陸から大勢の人達が贈り物を持って竹内峠を越えました。
その中に秀れた織物の技術を持った美しい娘が、旅の疲れで思い病気にかかりましたが、親切な親子や村人の看病で元気になりました。
娘は御恩返しに村人に機織の技術を教えたので当麻の里に広まり青年との間に子も授かり幸せな日々でした。
「娘を都に召すように」 との天皇の言葉が届けられましたので「空に輝く星座の世界を織物にして献上します。その代わりに都に行くことをお許し下さい」と願い出ました。
それから毎日寝食を忘れ織り続け、七日目の夜織り上げた星座に包まれるように息絶えました。
ある夜、家族の夢の中に娘が現れ、「私は一年に一度七月七日の夜に、棚機の森に行きます」と告げました。
その話を聞いた村人達は娘の恩に報いるためと機織りの上達を願ってお祀りしている。
棚機神社より南阪奈道「葛城インター」付近
平林古墳散策で付近に駐車し歩いていたら方違いの所に神社の鳥居を見た。
高速道路を越えて上がったとこだが南阪奈道路の工事で神社に行く道が消えた状態だった。
この地にまつわる伝説に触れた上に竹之内街道の重要だったことを再認識できた。
☆11:40花菱を誘いN氏の奥さんの三回忌法要に行く14:20帰宅
2,627歩