名古の展望 2010・9・21
「名古の展望」 10,8,25撮影
横間の展望、登龍の展望と並んで趣のある展望の地であり「名古の秋月」として八丈八景のひとつに数えられている。
小岩戸ヶ鼻(こいわどがはな)断崖が大きな弧を描き、眼下には洞輪沢湾が弓形を作っていて、悪天の時でも港が荒れる事は少ない。
小岩戸ヶ鼻の所は塩が合流するところで白波が立っていることが多く良い漁場となっている。
珍しい事に断崖の途中、溶岩の下から地下水が泡状に流れ出し、名古の滝となっている。
水量は豊富で、洞輪沢地区の簡易水道となり、またポンプアップされて樫立地区の水道水として使われている。
小岩戸ヶ鼻の先に、海が澄んで見通がよい時には青ヶ島が見える。
敷地内には特攻モーターボート「震洋」の碑がある。
暑かった夏も終り久しぶりの八丈便りに初秋を感じる景色です。