古都20景ー13 2012・9・5
昔の名前でで出ています (古都20景ー13) 春日野 12、5、19
若草山の土産物店が賑やかに建ち並ぶ中に、異色の喫茶「陽炎」に何となく心惹かれた。
万葉集
「東の 野にかぎろひの立つみえて かえり見すれば 月かたぶきぬ」
柿本人麻呂
陽炎(かぎろひ)は大宇陀の小高い丘から見る阿騎野に、厳冬の快晴の早朝太陽が水平線に上がる一時間前に見られる(年2~3回)現象。
ここで人麻呂が詠んだ歌。
今は公園になっているが、20年ほど前に「かぎろひ」撮影の下見に行くと阿騎野を見る方にカメラを覗く僅かな場所だけ草を狩ってあるので、「かぎろひ」はここからと思った事があった。