忠犬ハチ公物語の故郷 2018・12・20
忠犬ハチ公物語の故郷 三重県津市久居 18,12,19
大正13年、生後50日で秋田県から、東大農学部の教授・上野英三郎博士の元に送られてきた秋田犬ハチ公。
教授はことにハチを可愛がり、もともと体の弱かったハチを過保護なくらい労り続けた。
お風呂も一緒、寝るのも一緒で、暇ができては「ハチ、ハチ」と呼び、散歩は必ず上野教授が連れていった。
愛情あふれる生活を与えられ、ハチはこの上野教授になつき、上野教授の匂いや面影をずっとその心に植え続けていく。
そんなある日、上野教授はいつものように大学へ行くとき、ハチに「行ってきます」を言い、ハチは教授を見送った。
これが教授とハチの最後の別れとなる。
講義中に教授は教壇にて倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。
だけどハチは「行ってきます」といつものように教授が家を出たことから、またいつものように教授が家に帰ってくると信じている。
でも教授がいつまでも帰らないのに不安を感じ、ハチは家を出て、いつも教授が帰ってくる渋谷駅まで迎えに行った。そこでずっと待つ。
周りの人もハチを知っていたことから、ハチにかまう。
けれど「必ず教授が帰ってきて、またあの生活を送れる」と信じ切るハチは、教授が亡くなったその日から、雨の日も風の日も、ずっと続けて渋谷駅に通いつめるようになる。
そして晩年、ハチも、その渋谷駅の改札口が見える場所で死んだ。
その様子をずっと見守っていた周りの人は、そのハチのことを「忠犬ハチ」と呼んだ。
近年映画や本で話題となり、多少の脚色もあるらしいが実在した人間と動物の愛情が伝わってくる散策だった。
ここ津市久居は上野英三郎博士の故郷、近鉄線久居駅の「緑の風公園」の一角に銅像がある。
久居駅を通過する大阪行き近鉄特急
★8:30津市に出発、ハチ公の飼い主の上野英三郎博士の故郷に立ち寄る。
予定外だったが、昨夜も寝られず気分転換、朝になって行く事になった。
17:02帰宅後、留守中の宅配便を本局に取に行く。
走行距離235キロ
1,901歩