古刹・名刹を訪ねて 07,2,7
岩船寺と浄瑠璃寺、二つの魅力ある当尾地方を始めて訪れたのは、30数年前その後2度来たが、今回は足に自信が出来て、初めて憧れの石仏対面が出来た。
岩船寺三重の塔
当尾の山中を歩いているが冬の平日とあって、誰一人出逢わない淋しい山道、竹やぶの薄暗い中、竹が風ですれて不気味な高い音を立て居る。急な下り坂に八帖岩があった、1,5キロほどの途中に笑い仏があった、長年の念願が叶う。
岩船阿弥陀三尊磨崖佛(笑い仏)
何対かの石仏と出会う事が出来たがいずれも微笑を湛えて、まろやかな童顔の石仏が多かった。
当尾地方に阿弥陀如来像が多いのは九品の阿弥陀如来仏を安置する「九体寺」浄瑠璃寺の影響があるらしい。(磨崖仏紀行・・邊見泰子著より)
浄瑠璃寺{九体寺)
岩船寺の梅まだつぼみかたし
立春も過ぎ春の日差しは梅を咲かしていた。
岩船寺山門付近の無人の店どれでも100円
走行距離 96キロ